走る列車をドローンで撮る
今回はドローンで鉄道の空撮に挑戦。
JR九州日南線の日向北方駅から日向大束駅の間で、ドローンを車両と並走するように飛行させて動画撮影を試みました。
「Litchi」WAYPOINTを活用
今回の撮影には、このブログでも紹介したドローン操縦用アプリ「Litchi for DJI Mavic/Phantom/Inspire」のWAYPOINTを使用しました。
飛行ルートの作成
作成した飛行ルートは上の画像です。
前日におおまかな飛行ルートを作成しておき、当日撮影現場で周辺の障害物等を確認してから、高度や機首の向きを調整をしました。
マップでは確認しにくいのですが、ポイント1とポイント2の間に電線があったので、やや高めの高度からスタートし、電線の上を越えてから徐々に高度を下げて列車と並走する形に飛行ルートを調整しました。
列車とドローンの速度を合わせる
「Litchi」のWAYPOINTは、あらかじめ設定した速度でドローンを自動航行させる事が出来ますが、今回は列車と並走するために手動で速度調整しながら撮影しました。
WAYPOINTをスタートして、ドローンが飛行ルートを航行しはじめたらWAYPOINTを一時停止してホバリングさせます。
この状態からエレベータースティックを操作すれば、入力に応じた速度で飛行ルートに沿って前進・後進するので、機体の速度調整とカメラのチルト操作のみに集中して撮影することができました。
ぎこちない動きになってしまった箇所もありますが、走る列車をカメラに捉え続けることができました。
今回の撮影の雑感
ドローンの操縦技術が未熟な私でも、アプリの自動航行を使用することでイメージ通りの映像が撮れました。
DJI純正アプリ「DJI GO/DJI GO 4」も同様の自動航行ができますが、「Litchi」は事前にマップ上で飛行ルートを作成しておけるので、現場に着いてからカメラリハーサルまでの時間をかなり短縮できたと思います。
コメントを投稿するにはログインしてください。