DJI PHANTOM 3 STANDARD ジンバルの故障と修理の話

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【DJI ファントム3スタンダード ジンバルが故障】

DJIのドローン、ファントム3スタンダードを使って空撮をしている最中にカメラのジンバルが故障しました。

故障が発生したときの状況

ファントム3スタンダードでダムを撮影中にモニターの映像が突然乱れてまさか墜落かと一瞬パニックに…
すぐに機体に視線を戻すと普通に飛行していたので、とりあえず着陸させて各部に異常がないかを確認しました。

<< 故障が発生した時の映像 >>

着陸させて確認したところ機体外観には異常は無く、着陸の際もおかしな挙動はなかったので突風で機体が煽られたのかなと、この時点では思っていました。

バッテリー残量もあったので撮影を再開しようとアプリの画面に目をやると、ジンバルモーターオーバーロードと見慣れない表示が出ていたので、結局この日の撮影はここで終了。

修理に出す前に自分でやってみた事

撮影現場から帰宅後、送信機と機体の電源を入れアプリを起動して機体ステータスをチェック。
ジンバルステータスの項目にジンバルピッチESCエラーと表示されています。

ジンバルピッチESCエラー

電源を切って再起動してみると、今度はジンバルモーターオーバーロードの表示が…

ジンバルモーターオーバーロード

どうにかして修理に出したくないという気持ちから、ジンバル自動キャリブレーションを行ってみたらジンバルが激しく動き出し、更に状態が悪化してしまいました。

やはり修理に出す以外に道は無いようです…

<< ジンバルが暴れています >>

今思えば、撮影現場でジンバルモーターオーバーロードの表示に気付いた時点で飛行を取りやめたのは正解でした。

あのまま再び飛行したら、ジンバルが暴れまくって機体がバランスを崩し、最悪の場合は墜落していたかもしれません。

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【DJI ファントム3スタンダードの修理】

ファントム3スタンダードを修理に出してから戻ってくるまでの話。

購入した代理店に問い合わせ

私のファントム3スタンダードは代理店で購入したので、まずは代理店のテクニカルサポートの問い合せフォームに故障の状況や必要事項を入力して返事を待ちました。(修理関連の電話窓口は無し。)

翌日メールが届き、そのメールに貼ってあるリンクから修理依頼フォームに行き、再び故障の状況や必要事項を入力し返答を待ちます。

その後2日経ってから届いたメールには「メーカーでの検査・修理対応とさせていただきます。」という返答とDJI JAPAN アフターサービスセンターの宛先が書いてあり、発送する際に同封する有償サポート依頼書の.xlsxファイルが添付されていました。

DJI JAPANアフターサービスセンターへの発送

購入した販売代理店ではなく、メーカーのアフターサービスセンターへ発送する事になったので、その準備を進めます。

代理店からのメールに添付してあった有償サポート依頼書の.xlsxファイルを開き、必要事項を入力してプリントアウト。

機体、プロペラ、バッテリー、送信機、有償サポート依頼書を元箱に入れて緩衝剤で包み、元箱より一回り大きい段ボールに入れて発送しました。

発送してから修理完了まで

発送してから修理完了するまでの流れです。

  • 11月17日 修理品をクロネコヤマトから発送。
  • 11月21日 クロネコヤマトのサイトで修理品がDJI JAPANに到着した事を確認。
  • 12月1日 DJI JAPANから修理品が到着したとのメールが届く。
  • 12月7日 DJI JAPANから修理の見積りの報告と、修理続行/修理キャンセルの意思を確認するメールが届く。
  • 12月8日 修理続行の依頼を返信。DJI JAPANから修理対応開始のメールが届く。
  • 12月16日 修理完了と発送のメールがDJI JAPANから届く。
  • 12月19日 修理を終えた機体が私の家に届く。(受取の際に修理代を代引きで支払う)

今回の場合はメーカーのアフターサービスセンターが混雑していたそうで、修理完了まで1ヶ月以上かかりました。
修理内容や時期によっては、もっと短期間で修理完了する場合もあるのかもしれません。

今回の故障箇所と修理費用

今回の修理内容は、

「ジンバルY軸、R軸、P軸のESCエラーによるジンバル不良です。各部ESC基盤の修理となります。」

と言う事でした。

かかった費用は18,595円(税込)プラス送料でした。




まとめ

  • DJI JAPANに電話対応の窓口は無く、やりとりはメールのみ。
  • 見積もりの時点で修理をキャンセルしても点検費用+送料はかかる。
  • 故障の原因についての説明はなかった。
  • 修理の進捗状況はアプリ(DJI GO)で確認できる。
  • 修理費用は代金引換(現金のみ)で支払う。

以上、DJIファントム3スタンダードの故障発生から修理完了までの話でした。

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